栄養サポートチーム(NST)専門療法士

★栄養サポートチーム(NST)専門療法士

(資格種別)
日本静脈経腸栄養学会認定資格

(有資格者数)
有資格者総数は未発表ですが、平成22年度データによると、認定試験受験者1,249人で合格者は868人となっています。

(資格の概要)
栄養サポートチーム専門療法士とは、患者さん一人ひとりに合った食事や栄養剤の提供など、主として静脈栄養、経腸栄養に関して優れた知識と技能を有するスペシャリスに与えられる資格です。有資格者は栄養管理計画の立案から退院後のフォローなども行えるようになります。この資格は取得するスペシャリストの職種によって呼称が異なります。栄養士を「NST専門栄養士」、薬剤師を「NST専門薬剤師」、看護師を「NST看護師」、臨床検査技師を「NST専門臨床検査技師」と呼びます。

(資格取得について)
平成22年度の診療報酬改定によって栄養サポートチーム加算の施設基準が新設されました。この施設基準は、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士の他職種がチームとなって患者さんの栄養管理を行っていくことが必要で、チームの構成メンバーは所定の研修を終了した者でなければなりません。現在のところ、日本経腸栄養学会が認定した教育施設において合計40時間以上の実地修練を終了し、修了証が交付されれば要件を満たしますが、NST専門療法士はそれ以上の資格となりますので、施設基準の要件を満たします。

現在のところ栄養サポートチームの施設基準は加算要件であり、中小の病院ではなかなか取得できない施設基準です。しかしその重要性は高まっているので、今のうちに資格を取得しておいたほうがよいでしょう。

Serving a meal in hospital

(受験資格の対象者)
●日本国の以下に掲げる国家資格を有すること。認定対象国家資格:管理栄養士、看護師、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、および歯科衛生士。
当該国家資格により5年以上、医療・福祉施設に勤務し、当該施設において栄養指導の業務に従事した経験を有すること。
●本学会学術集会に1回(10単位)以上、本学会主催の教育セミナー(10単位)に1回以上参加することを必須とし、この単位数を必須単位数とする。必須単位数30単位以上を有するか、または、必須単位数に加え、本学会が認める栄養に関する全国学会(5単位)、地方会(5単位)、研究会(5単位)への参加単位数の合計が、30単位以上あること。
●認定教育施設において、合計40時間の実地修練を修了していること。

(資格取得のための転職)
資格取得を目指すには5年以上栄養指導の業務に従事する必要があります。あなたが資格取得を目指す場合は勤務先病院の協力が必要になります。もしあなたの病院が資格取得に消極的であるなら、転職する方法も視野に入れなければなりません。転職する場合は大手紹介会社に資格取得のことまで相談し、あなたの希望を受け入れてくれる病院を探してもらいましょう。大手紹介会社は契約している病院数が多いので、希望を叶えてもらえる病院を探してくれるはずです。

(試験日程・費用等)
●例年7月中旬~8月上旬まで申込期間となります。
試験は例年11月上旬頃に予定されます。
●費用は認定料20,000円、手数料10,000円が必要です。

(合格率推移)
平成22年度試験の合格率は69.5%です。

(実施についての詳細事項)
実施・活動についての詳細事項は下記を参照ください。

●試験情報や活動情報はこちらから
  日本静脈経腸栄養学会

(栄養サポートチームに関連した書籍)
★この完全ガイドは栄養アセスメントから具体的な栄養療法まですべてを網羅しています。これからの医療はNSTによって入院期間の短縮や感染症の減少、褥瘡対策などが大きく期待され始めました。まさしくNSTに最適な手引き書になっています。栄養管理に用いる各種製品なども紹介されています。

⇒ NST完全ガイド・改訂版―経腸栄養・静脈栄養の基礎と実践

★NST専門療法士認定試験対策に向けた基本問題集です。ポイントを絞った解説と、視覚的に理解しやすいように図表をふんだんに用いたわかりやすい構成になっています。試験対策だけでなく日常のNST学習にも役立つ書籍として看護師や薬剤師に評価されています。

⇒ 日本静脈経腸栄養学会 認定試験基本問題集

 

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