JPTEC(プロバイダー)
(資格種別)
一般社団法人JPTEC協議会認定資格
(有資格者数)
約29,000名(平成24年度現在)
(資格の概要)
JPTECとは、交通外傷や事故現場など、外傷患者に的確・適切な処置を素早く実施するため、「外傷診断システム」、「防ぎえた外傷死」、「ロード&ゴー」の概念を理解したスペシャリストな資格です。事故現場や救急搬送途上での的確な処置は、その後の予後を左右します。そのため病院搬送前の救護の質を高めるための手順の標準化が図られており、その知識・技術を習得するカリキュラムとなっています。
現在のところ受講資格は救急隊員や医療従事者に限られていますので、一般の方が受講することはできません。看護師がこの資格を取得することで病院搬送後の処置も適切に行うことができうようになるため、交通外傷などの救急を受け入れている病院では非常に活躍できる資格です。
(資格申請の対象者)
*プロバイダーコース
(上級資格にインストラクターコースがあります)
(1)消防吏員
(2)消防吏員以外の救急救命士
(3)医師
(4)歯科医師(救命救急センター又は救急病院の救急部門に属する者)
(5)看護師及び准看護師
(6)診療放射線技師、臨床検査技師及び薬剤師で災害医療派遣業務に従事する者
(7)警察官、海上保安官及び陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の自衛官で救急業務、救助業務又は災害医療派遣業務に従事する者
(8)救急救命士法第34 条第1号から第3号までの規定に基づき救急救命士の受験資格を得ることができる学校若しくは救急救命士養成所、大学医学部又は看護学部及び看護学校(准看護学校を含む)の学生又は生徒で最終学年に属している者
(試験内容)
●プロバイダーコース受講の最後に筆記試験、実技試験が行われます。
(申し込み・費用等)
●申し込み、費用に関しては各受験地によって異なっているため、JPTECのホームページをご確認ください。(下記参照)
(プロバイダーコースの受講プログラムの一例)
●頸椎カラー
●ヘルメット離脱
●ログロール・全脊柱固定
●状況評価
●初期評価
●気道管理
●全身観察
●緊急処置
●車内活動
●車外救出
●シナリオ
(実施についての詳細事項)
実施・活動についての詳細事項は下記を参照ください。
●試験情報や活動情報
一般社団法人JPTEC協議会
(JPTECに関連した書籍)
★JPTEC講習のインストラクターがその活動を通じて、受講者からの要望や改善点などを踏まえて内容を徹底的に見直し改訂されました。JPTEC受講者だけでなく、交通外傷や事故の患者さんを受け入れる救急外来の看護師などにも役立つ本です。
★DVD付きで災害時のトリアージと応急処置を学ぶことができます。DVD の映像を見ながら確認できますので、より実践に近い形で知識や技術を吸収することができます。災害医療に携わる看護師だけでなく、救急医療を担う病院の看護師にも適した本です。
★交通事故の要救助者を最低限の負荷で救出するための方法を、医学的見地に沿って具体的にオールカラーで解説しています。全編ほぼ写真で構成されているので、見るだけで重要なポイントが学べるように構成されています。
- 大卒資格を取ろう(通信制大学体験報告)
- 認定看護管理者(Certified Nurse Administrator)
- 認定看護師(Certified Nurse)
- 専門看護師(Certified Nurse Specialist)
- 保健師
- 救急救命士
- 臨床工学技士
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- BLS・ACLS・PALSプロバイダー
- JPTEC(プロバイダー)
- インターベンションエキスパートナース
- 糖尿病療養指導士(CDEJ)
- 透析療法指導看護師
- 栄養サポートチーム(NST)専門療法士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 認定心理士
- 認知症ケア専門士
- 福祉住環境コーディネーター
- 医療福祉環境アドバイザー
- ヘルスカウンセラー
- ケア・カウンセラー
- アロマセラピスト
- NR・サプリメントアドバイザー
- 抗加齢指導士(アンチエイジング)