新人看護職員研修ガイドラインとは

★新人看護職員研修とは

厚生労働省は平成23年人看護職員研修とは2月に、「新人看護職員研修ガイドライン」を策定しました。これにより、病院等が「新人看護職員研修」を行う場合はガイドラインに沿った形で行うことになりました。補助金交付に関してもガイドラインに沿って研修が行われることが要件になっています。つまり今後はどの病院で研修を受けるにしても、大枠は変わらないということになります。

ここではガイドラインの概要を説明しますが、ガイドラインは日本看護協会のURLから入手できます。

(ガイドラインの概要)

ガイドラインには、新人看護職員が 1年以内に経験し修得を目指す項目が記載されています。そしてどこまで到達できたのかを把握することが求められています。それらの目標を達成するためには、新人看護職員だけでなく、研修を実施する病院もいろいろな取り組みを行い組織をあげて体制を整備していく必要があります。つまりこのガイドラインには、新人看護職員研修の理念から始まり、どのような研修を、どのような手順で行っていけば良いのかが示されているのです。特に実地指導者や教育担当者など、研修を行う病院側の組織体制については細かく記載されています。全国どこの病院で研修を受けても一定レベル以上の研修が受けられるようになっているのです。

Beautiful asian hospital staff isolated on white backgroound
(ガイドラインの構成内容)

ガイドラインは下記の内容で構成されていますが、大まかに分けると①~④の内容に分類されます。

①ガイドラインを作成した経緯からガイドラインをどのように活用していけばいいのかの使用方法
②新人看護職員研修の理念やその研修を支えていく病院側の体制の構築について
③研修の内容と、新人看護職員が概ね1年以内に達成する目標について
④目標の達成度など、研修の評価についての考えかた、評価方法など

●新人看護職員研修ガイドラインの基本的な考え方
(1)新人看護職員研修の理念
(2)基本方針
(3)研修体制
   →新人看護職員を支える体制の構築
   →研修における組織の体制
   →研修体制の工夫
   →新人看護職員が少ない施設や小規模病院等における外部組織の活用

●新人看護職員研修
(1)研修内容と到達目標
   →臨床実践能力の構造
   →到達目標
   →到達目標の設定手順
   →看護技術を支える要素
(2)研修方法
   →方法の適切な組合せ
   →研修の展開
(3)研修評価
   →評価の考え方
   →評価時期
   →評価方法
(4)研修手帳(研修ファイル)の活用
(5)新人看護職員研修プログラムの例
(6)技術指導の例(別冊)

●実地指導者の育成
(1)到達目標
(2)実地指導者に求められる能力
(3)実地指導者研修プログラムの例

●教育担当者の育成
(1)到達目標
(2)教育担当者に求められる能力
(3)教育担当者研修プログラムの例

●研修計画、研修体制の評価
(1)研修終了時の評価
(2)研修終了後、実践の場での事後評価
(3)評価の活用

★新人看護師からすると、1年以内に達成する目標が気になるところです。次章以降でまとめていきます。

(新人看護職員研修に関連する書籍)

★ガイドラインを活用した研修の実際について書かれています。

⇒ 新人看護職員研修の手引き―ガイドラインを活用した研修の実際

★研修の実践例と研修のポイントをナビゲートしています。

⇒ 新人看護職員研修ナビゲート―問題状況30場面を解決する実践例と研修のポイント

★新人看護師を指導する看護師さんにも役立ちます。

⇒ 新人看護師のための臨床看護技術チェックポイント

 

  新人看護師研修に関する記事一覧
サブコンテンツ

このページの先頭へ