HIV感染で看護師に休職指示を出した病院に賠償命令(福岡県)

★HIV感染で看護師に休職指示を出した病院に賠償命令(福岡県)

とても複雑な問題です。

医療現場に働く私自身も、自分の病院であったならどうすればよいのかわかりません。

いずれにしても、HIVに対する正確な情報不足が根底にあるような気がします。

HIVが増え続けている以上、このような問題は今後も増えていくことでしょう。

病気をしっかりと認識して、ともに助け合い協働できる時代が早く来ることを願います。

頭痛に悩む看護士

(参考記事 朝日新聞)

HIVに感染した福岡県の20代の元看護師が、感染を知った勤務先の病院側から休職を強要されたとして、病院を経営する法人に対し約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、福岡地裁久留米支部であった。

太田雅也裁判長は「他の患者に感染させる危険性は認められず、勤務を休むよう指示して就労を妨げた」として、法人に約115万円の支払いを命じた。

元看護師は2011年8月、勤務先とは別の大学病院のHIV検査で陽性となった。判決は、大学病院の医師からは看護師として働くのに支障はないと言われていたのに、勤務先の病院が感染のリスクがなくなるまで休むよう指示したと判断。診療目的で知り得た感染の情報を、本人の同意なしに労務管理のために用いることは許されないとも指摘した。

厚生労働省は職場におけるガイドラインで、HIV感染は就業禁止や解雇の理由にはならないと定めている。判決後、原告側の代理人弁護士は「医療従事者でさえHIV感染者に対する偏見がある。判決が、偏見をなくす一助になれば」。病院を運営する法人は「判決内容を確認できていないのでコメントできない」と話した。

元看護師を検査した大学病院が本人の同意なく勤務先の病院にHIV感染を伝えたとして、元看護師は大学病院を運営する法人も訴えていたが、すでに和解が成立している。

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