子どもに使用禁止の麻酔薬で3歳児死亡-東京女子医大(東京都)

★子どもに使用禁止の麻酔薬で3歳児死亡-東京女子医大(東京都)

●厚労省は病院や施設の医療安全対策の取り組みをが強化していますが、その一方でこのような事故は一向に減る兆しが見えません。まだまだ表に出てこない問題が多くあるのではないでしょうか。

a young asian doctor on white background

今回はそれだけにとどまらず、大学側と病院側での意見の食い違いや対立が鮮明になってきました。このような醜態は非常に見苦しい限りです。ご遺族のことを考えると悲しみを通り越して苛立ち、怒りを感じます。

こんなことしている場合じゃないです。それも、天下の女子医大が公の場で行うべきことではないです。

一刻も早く亡くなった子どもさんのことやご遺族の方の気持ちを重んじた対応をして欲しいものです。

(参考記事 JCAST テレビニュース)
これでも人の命を預かる病院かと言いたくなるお粗末な騒ぎが東京女子医科大病院で起きている。子どもへの使用が禁じられている麻酔薬で2歳の男児が死亡した医療過誤が疑われているが、見かねた東京女子医大の医学部長が5日(2014年6月)、記者会見して医療過誤があったことを内部告発した。ところが、この会見をめぐって、大学の理事長が「私的な会見だ」と否定して、大学対病院、大学内部の対立になっている。

今年2月、2歳の男児が手術中に通常の2.5倍の麻酔薬「プロポフォール」を投与され死亡する医療事故が起きた。プロポフォールはマイケル・ジャクソンの死亡で注目された麻酔薬だ。大量に投与すると呼吸が止まることがあるため、重篤で運び込まれる集中治療室では、子どもに使用することは原則禁止となっている。

警察は病院側が使用したプロポフォールが死亡につながった疑いがあるとして、捜査を進めている。病院側も事故原因の究明を求める遺族に対し、第三者委員会を設置し詳細な検討を行うと発表していた。

しかし、3か月たってもいっこうに遺族への説明が行われないため、病院側でない大学側の高桑雄一医学部長が「病院側はいずれ会見をすると言い続けて何か月もたっている。大学病院は機能していないんじゃないかと思います」と前置きし、病院側の「自然死、病死次」という診断に対し、「(男児の死亡は)異常な状況でなくなった異常死。プロポフォールの理解や認識があいまいな先生方がいた」と明らかにした。

さらに、男児の手術を執刀し、会見にも同席していた吉原俊雄副学長は次のように話した。「ICU(集中治療室)小児の人工呼吸管理下において、このプロポフォールが禁忌ということは、耳鼻咽喉科全員が理解しておりませんでした。ICUにおける鎮静薬の決定はICU専門のドクターがしており、その決定についての責任は私にはない」

また、09年から5年間、ICUの小児患者55人にプロポフォールを投与していたこと、全施設で28年間にわたり、音がうるさいという理由で火災警報器を故意に切っていた事実も明らかにされた。

東京都は28日、医療インフラ整備を目的にした都有地の貸し付け事業者に、学校法人慈恵大学が決まったと発表した。慈恵大学が運営する東京慈恵会医科大(港区西新橋)に隣接した旧都立港工業高校の跡地を50年間貸し付けるもので、法人側は、小児や周産期、災害医療の拡充を提案しているという。

都は、ハイリスクの妊婦や新生児などに適切な医療を提供する政策的な目的で昨年9月、都有地を活用して医療インフラの整備を行える事業者を公募。同法人が応募してきたことから、審査会で適格性などを審査してきた。

都によると、貸し付けが予定されている高校跡地の敷地面積は、約5400平方メートル。法人側が年間約7550万円の賃料を払うという。今後、病院運営の基本協定などを締結し、2014年度内にも貸し付けが行われる見込み。

公募では、法人側が周産期と小児、災害の各医療に関する運営方針を提示。地上5階地下1階建ての新病院を建設し、小児・産科病棟に加え、小児救急や小児・周産期外来などを配置するとしている。

また、同じ敷地内に新大学2号館(仮称)を建設し、被災者や感染症対策用のスペースを確保。免震構造を採用したり、トリアージスペースを設けたりするため、災害時の医療拠点としての役割も期待できるという。

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