新人看護職員研修-地域連携で技能向上を目指す(広島県)

★新人看護職員研修-地域連携で技能向上を目指す(広島県)

●厚労省は新人看護師研修のガイドラインを策定しましたが、自病院で独自に研修を実施できるのは大きな病院だけです。中小病院では規模的に考えても独自に研修体制を整えることは難しいでしょう。

今後は大病院だけでなく中小病院も参加できるような新人看護師研修の場を広げることが必要です。そのような活動を行うことが結果的に地域全体の技能向上につながり、地域連携を深める最良の方法だと思います。

このような活動が全国的に広がっていくことを願っています。

(参考記事 キャリアブレインニュース

地域全体の看護技術の底上げを目指し、自施設の新人看護職員研修に他施設の職員を受け入れる医療機関が増えている。自施設では習得が難しい領域の知識や技術を学べる利点があるため、厚生労働省も今年2月に改訂した新人看護職員研修ガイドラインに地域連携の必要性を明記。研修体制の拡充を図る自治体も出てきており、広島県では、指導者を対象にした県内初のフォローアップ研修を開催する方針だ。

医療イメージ,5人

広島県は、新人看護職員研修の実地指導者を対象にしたフォローアップ研修を今年度中に開催することを決めた。実地指導者研修を一度受講した人が対象の研修は、県内で初めて。指導力の向上を図ることで、研修の質を上げる狙いがある。今後、改訂ガイドラインの周知や、研修体制整備のための個別相談も行い、研修受講率の向上につなげたい考えだ。

同県は2010年8月、看護協会や医師会、病院協会、二次医療圏の看護部長らで構成する「新人看護職員ワーキンググループ」を設置。研修の枠組みの構築だけでなく、認定看護師のアドバイザー派遣や救急蘇生などのシミュレーターの貸し出しも行い、施設に足りない技術面のサポートに努めた結果、新人看護職員の研修実施率が上昇し、離職率の低下にもつながったという。

福岡県でも10年度から他施設からの受け入れ研修を実施。受け入れ施設や受講者の増加につなげたりするなど成果を挙げている。同県はウェブサイトに受け入れが可能な43施設の一覧を掲載。リンク先のサイトで、心肺蘇生の実技やAEDの使用方法といった急変時の対応に加え、皮膚ケアの基本などの研修内容を公表している医療機関もある。

厚労省が公表した改訂ガイドラインには、小規模な病院の職員が近隣施設で行っている研修に参加したり、実地指導者や教育担当者の研修を共同開催したりする「他医療機関の活用」が明記されており、今後、研修に他施設の職員を受け入れる医療機関や地域連携を後押しする自治体が増えそうだ。

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