若者が介護の担い手になるヤングケアラーが増加!(進学や就職をあきらめるケースも)

★若者が介護の担い手になるヤングケアラーが増加!(進学や就職をあきらめるケースも)

●国が病院や施設から介護の場を在宅に推し進めている以上、このような問題はどんどん加速していくことでしょう。世帯や個人所得も減少してきていること、医療費や介護費の個人負担も年々増加していること、なども病院や施設離れの一因になっていると思われます。

もっともこの問題は日本だけではない問題です。高齢化が進んでいる国や地域でも同じような問題を抱えているのです。

一概に「こうすればいい」とか「ああすればいい」とかいえない複雑で根の深い問題ですが、超高齢化社会に突入していく日本が先駆けて行動を起こしていくことを期待しています。

食事介助

(参考記事 中日新聞

国が高齢者介護の場を施設から在宅へ移そうとする中、家族の負担が増している。家族の形態も変化しており、若者が介護の担い手となる「ヤングケアラー」の問題が浮かび上がってきた。

2月23日、介護の担い手を支援する一般社団法人「日本ケアラー連盟」の主催で、シンポジウム「介護を担う10代・20代の子どもたち」が東京都内で開かれた。この中で成蹊大の渋谷智子講師は、若者による介護が増えている兆候を指摘した。

渋谷さんは昨年、医療ソーシャルワーカーなどでつくる東京都医療社会事業協会の協力で、会員アンケートを実施。402人の回答のうち、35・3%が「18歳以下の子どもが家族のケアをしていると感じた事例がある」と答えた。背景には少子高齢化と並行し、家族の在り方が変わったことがある。家族の層が薄くなり、孫の手を借りないと介護ができない家族もある。

渋谷さんは「祖父母だけでなく、障害や病気を持つ親のケアをする子もいる。重過ぎる役割を抱え、自分は家にいなければと、進学や就職をあきらめる子もいる」と言う。

シンポでは英国での取り組みも紹介。チャリティー団体「子ども協会包摂プロジェクト」は、2000年から介護を担う子どもたちが集う「ヤングケアラーフェスティバル」を毎年開くなど、問題提起してきた。

支援の第一歩は介護を担う子どもを見つけること。把握できれば公的サービスを選ぶ上でも、子どもの負担が軽くなる方法を考えることができる。英国ではプロジェクトの働き掛けで、介護の必要な人に、子どもが関わっているかどうか尋ねる考え方が拡大。子どもへの配慮を法律で義務付けようとの動きもある。

英国政府も調査に乗り出し、2011年の調査で、子ども人口の2%に当たる約17万人がヤングケアラーとされた。一方、別の機関では同8%との調査もあり、実態把握の難しさも表れている。

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