国立病院機構大阪医療センターで多剤耐性菌による院内感染110人(大阪府)

★国立病院機構大阪医療センターで多剤耐性菌による院内感染110人(大阪府)

●多剤耐性菌についてはいろいろと騒がれていますが、すでにそこまで来ているという感じです。抗生剤がどんどん進化し、大量投与している状態ではイタチごっこになるのはしかたありません。現在は10人程度で無症状のようですが、重症例などが出てきたら大変な問題になるのではないかと思います。

研究イメージ

(参考記事 朝日新聞デジタル

ほとんど全ての抗菌薬が効かない多剤耐性菌「メタロβ(ベータ)ラクタマーゼ(MBL)産生菌」の院内感染が、国立病院機構大阪医療センターで起きていたことがわかった。過去3年間に入院した約110人の患者が保菌・感染していた。現在は10人程度でいずれも無症状という。同センター国立感染症研究所や大阪市保健所に調査を依頼し、詳しく調べている。

センターや保健所によると、年明け以降、複数の患者からMBL産生菌を検出。過去の入院患者もさかのぼって調べたところ、複数の診療科で2011年度から年間30~40人、計約110人が保菌・感染していたという。

同センターは2月中旬に保健所に「複数の患者から耐性菌が検出された」と届け出た。MBL産生菌は免疫が弱った人が感染すると肺炎などになることがある。入院中に死亡した患者もいたが、いずれも持病があり、因果関係は調査中。同センターは感染拡大を防ぐため、一部病棟で新規の入院患者受け入れを停止したり、病院職員に手指の消毒徹底を指示したりしている。

保健所によると、国立感染症研究所と共同で同センターに立ち入り調査し、MBL産生菌の種類が肺炎桿菌(かんきん)など4種類以上あることを確かめた。事情を知る感染症の専門家は「新型多剤耐性菌(CRE)による院内感染だ」と説明する。CREの大規模院内感染は国内では報告例がないという。

CREは世界各地で広がっており、日本でも最近報告された。厚生労働省では国への報告対象にすることを検討している。

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