深刻な看護師の離職問題(北海道-日高・留萌・宗谷・根室の不足が顕著)

★深刻な看護師の離職問題(北海道-日高・留萌・宗谷・根室の不足が顕著)

●浦河赤十字病院の看護師24人一斉退職の問題も最近騒がれましたが、北海道、特に日高・留萌・宗谷・根室地区の看護師不足が顕著になっているようです。

下記、平成11年の都道府県別離職率からもわかるように、北海道の離職率は11.6%と全国9位の高さになっています。そしてこの傾向はしばらく続くようなのです。各病院は看護師不足のため病棟を閉鎖したり縮小したり対応に追われていますが、回復の見込みどころか悪化していくばかりです。

病院幹部も「どうすればとどまってもらえるのか」と苦慮しているようですが、本当に「どうしたらよいのでしょうか?」

根本的解決策を国が先導して導入していかないと、医療の崩壊は止まらないと思います。

都道府県別離職率表

(参考記事 北海道新聞-どうしんweb

道内の医療現場で看護師の離職が依然、深刻な問題となっている。慢性的な人員不足による負担の重さから、より労働条件の良い医療機関に転職したり、子育てとの両立を諦めて退職するケースが多い。不足が顕著な地域では新年度を前に人員確保に追われている。

日高管内浦河町の浦河赤十字病院では、看護師・准看護師135人のうち24人が3月末で退職の意向を示している。同病院付属の浦河赤十字看護専門学校を卒業し、奨学金返済が免除される3年間の勤務を終えた若手看護師が多く、人手不足による業務の多忙さなどが主な理由。同病院は新規採用の20人に加え、道内外の系列病院から応援を得て補充を図る方針だが、2011年度末の20人、12年度末の32人に続く大量退職に、病院幹部は「どうすればとどまってもらえるのか」と苦慮する。

留萌管内羽幌町の道立羽幌病院も2人が退職し、4月以降は本来必要な44人に対し欠員6人となる見込み。道保健福祉部の道立病院室は「当面は臨時職員でつなぎつつ、早期に充足を目指したい」と説明する。

看護師不足が一因で診療体制を縮小した医療機関もある。士別市立病院は12年8月に療養20床を、苫小牧市立病院は同9月に1病棟48床を休止して約1年半が経過し、新年度も再開のめどは立っていない。

日本看護協会(東京)によると、保健師なども含めた道内の看護職員離職率は11年度で11・6%と全国平均より0・7ポイント高く、全国9位の高さだった。同協会は12年度以降も同じ傾向が続いているとみており、松月みどり常任理事は「今いる職員が辞めずに働き続けられる環境整備が急務だ」と話す。

道内の人口10万人当たりの看護師・准看護師数は1277人と全国の986人を上回っている。ただ、日高、留萌、宗谷、根室の4医療圏は全国平均に届いておらず偏在が顕著だ。看護師の少ない職場での労働環境の厳しさが、離職率の高さの主な原因とみられる。道保健福祉部は、新年度から看護師不足の地域への勤務を条件にした看護学生向けの修学支援金を増額し、定着促進に力を入れる。

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